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「おなかすいた~」
子どもの頃、学校から帰って最初に言ったのは “ただいま”じゃなくてこんなヒトコトだったことはありませんか? 何を食べようか? どこで食べようか? 誰と食べようか? 「おなかすいた」を合図にして そんなことに思いめぐらす瞬間は なんだかとっても幸せなことだな、と思います。 そんな幸せの呪文のような言葉を屋号にしたのが 食と料理書専門の古本店「onakasuita」さんです。 店主の小川さんは、大手書店で長年働くうちに、 毎日のように入れ替わっていく膨大な本の中で ふと立ち止まって考えました。 「新しい本との出会いも楽しいけれど、 ともすれば、どんどん埋もれていく本と向き合うのも 自分らしいかもしれない」 そして、2年前、 食と料理専門の古書店をネット上にオープンしました。 本と小川さんのおつきあいは実は幼い頃から。 ご実家は古書店を営まれていたのでした。 しかし、若い頃は特に興味も持てず、 20代前半はヨーロッパ、アジア、そして日本国内と、 バックパッカーとなり旅をして回ったという小川さん。 「そろそろ落ち着こうか」そう思ったとき、 父親からの依頼もあって 実家の古書店の仕事を手伝いはじめます。 すると、じわじわと「あれ?本の世界って面白いかも!?」 そこから本の世界に深く関わっていくことに。 その後は、大手書店で8年余り、さまざまなキャリアを積み、 2008年に独立を決意。 同年12月に料理書専門古本屋「onakasuita」として ネットショップを立ち上げました。 「実は、実家の古書店は、法律やらお堅い書籍の専門で。 自分が料理や食の専門になったのは、その反動でしょうか(笑)」 日々の料理に役立つ実用書はもちろん、 食の根幹に触れる秀逸な随筆、 そして、プロの料理人のバイブルにもなるような 専門書まで取り扱っています。 「やはり食専門というからには、ビギナーからプロまでに対応したい。 古書は料理店を営んでいた料理人さんから仕入れることも 少なくありません」 実際にどのような本が必要とされているか、 シェフの方にインタビューに行くこともあるそう。 そうした方々との交流では、小川さん自身も学ぶことが多いといいます。 “おいしいもん市”ですもの、 「おなかすいた」というフレーズとは切っても切れない仲。 今回新メンバーとして加わっていただくことになりました。 そして、なんとおいしいもん市が終わってすぐ、 16日には阿佐谷南に実店舗をオープン予定! そんなタイミングに出会ったことも、ご縁なのだなぁとつくづく感じます。 どんな「おなかすいた」と思える本と出会えるか、今からとっても楽しみです。 ぜひ会場にてあなただけの「onakasuita」を探してみてください! ◇onakasuita
by oishiimon
| 2010-11-09 08:33
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